内容説明
「余命は半年」と告げられた時、あなたはどんな選択をしますか?肝臓がんは不治の病ではない!苦悩の末の選択は、脳死移植が進まない日本を飛び出し、オーストラリアで移植手術を受けることだった―あきらめずに病に挑み続ける日々をつづった渾身のドキュメント。
目次
第1章 兄貴の発病(肝臓移植の旅へ;再発 ほか)
第2章 先端医療の現場から(退院;肝生検と胆管手術 ほか)
第3章 世界の移植手術事情(移植手術の歴史;脳死の認定 ほか)
第4章 脳死と肝臓移植(立ち後れている日本の移植医療;初島にて―リンチ先生に訊く ほか)
著者等紹介
佐々木洋二[ササキヨウジ]
1950年徳島県生まれ。1973年、フランス・ソルボンヌ大学に1年留学。20代からヨーロッパへ渡り各国を回る。ヨーロッパ事情に明るく、観光業を中心に活躍中。イギリス在住。最近はテムズ河の船旅やフランス古城めぐりの案内などもしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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