愛蔵版詩集シリーズ<br> 厄除け詩集

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愛蔵版詩集シリーズ
厄除け詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784284700115
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

底本は昭和27年1月、木耳社より刊行。ユーモラスで哀愁に満ちたフレーズを自在に駆使した、井伏の傑作です。

目次

厄除け詩集(なだれ;つくだ煮の小魚 ほか)
訳詩(静夜思;田家春望 ほか)
雨滴調七篇(渓流;魚拓 ほか)
続雨滴調五篇(蛙;歌碑 ほか)
拾遺抄(黒い蝶;縄なひ機 ほか)

著者等紹介

井伏鱒二[イブセマスジ]
1898年2月15日、広島県生まれ。1922年、早大を退学。1930年、第一作品集『夜ふけと梅の花』を新潮社から刊行。1938年、『ジョン万次郎漂流記』で直木賞を受賞。1950年、「本日休診」その他により第一回読売文学賞を受賞。1956年、『漂民宇三郎』その他により日本芸術院賞を受賞。1966年、「黒い雨」により野間文芸賞を受賞。文化勲章を受章。1993年7月10日、死没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ロア

20
「『私の詩と称するものは、行を詰めて書きなほせば雑文に変わらない。短い随筆として見てもらつていいのである』この平俗さこそ井伏のねらいであり、散文と異なり、背景描写なしに心的印象を表出できる詩の特性を生かした井伏独自の方法というべきだろう」2022/12/29

ようこ

4
典型的な近現代詩というよりは、日常を写し取った日記に近い詩集。武者小路の詩と雰囲気が近い気がします。全体的には、こういうおっちゃん素敵だな〜という印象で、訳詩が特に好きです。言葉選びとリズムの整え方が秀逸で気持ちいいです。中国の地名や風習など、原詩のままでは理解しづらいようなところは日本人風にアレンジされていて、オリジナルな要素も嫌味なく盛り込まれています。わくわくする詩集でした。2017/06/07

3
厄除け詩集の初刊デザインを再現した愛蔵版。 井伏鱒二さんの著書はあまり手に取る機会がありませんでしたが、『歓酒』はやはり名訳と謳われるのが分かるように思います。 個人的にこの訳詩に惹かれて購入しました。 些細で共感出来る可笑しみや、どこかひんやりとした侘しさが伝わってくる詩に対し、タイトルとなった「厄除け詩集」の響きが奇妙な感じがしてましたが、井伏さんの語られた由来を聞いて、その人柄に惹かれました。 きっとチャーミングな方だったのではないでしょうか。2013/01/06

麗月

2
かの有名な井伏鱒二訳の「勧酒」が入っている詩集なのでそれ目当てで借りた。あまり気取るでもなく日常や当時の出来事に即した詩が多い。思えば井伏は山椒魚とサワンくらいしか読んだことがないなあ。もっと他の作品も読んでみよう。この詩集のなかでは個人的には「逸題」「歌碑」「かなめの生垣」が好きだ。漢詩役だと「勧酒」と「春暁」。しかし何よりもこの詩集で秀逸なのは「厄除け詩集」というこの本自体のタイトルであるように思う。2014/02/11

大谷

1
「勧酒」を目当てに。解説がありがたい。詩と言うよりも日記という印象を受けた。2022/01/24

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