目次
第１章 学校教育法・児童福祉法の制定
第２章 児童福祉法の改正と戦後改革の手直し
第３章 幼稚園・保育所制度の調整・整備と拡充
第４章 幼稚園・保育所それぞれの振興政策―中教審答申と中児審意見具申
第５章 行政管理庁の勧告およびその後の幼稚園・保育所関係論
第６章 臨時教育審議会の設置・審議・答申の波紋
第７章 ２１世紀へ向けての子育て支援政策の模索―戦後の幼稚園・保育所制度を超えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
29
1945年から1995年までの戦後50年間の保育制度改革の変遷が資料的にまとめられています。幼保一元化の流れが目指されながらそれが実現しなかった背景や最低基準の問題など、資料的にとても参考になると思います。保育において本格的に市場化が進められるのは本著のカバーしている95年よりも以降になりますが、97年に児童福祉法を改正し2000年代以降の市場化をみるうえでも参考になると思いました。2018/11/27
