内容説明
なんでも「1個、2個」と数えていない?人間より大きい動物は「頭」、小さい動物は「匹」で数える。人間と仲がよい天使は「人」、仲が悪い悪魔は「匹」で数える。中身の入った缶ジュースは「本」、空き缶は「個」「缶」で数える。
目次
1 生きものの章(動物と鳥の島;虫と花の谷)
2 人の章(人びとの村;架空の生きものの海辺)
3 食べものの章(野菜と果物の丘;食事のうたげ)
4 モノの章(乗りものと建てものの街;身近なモノの部屋)
著者等紹介
やまぐちかおり[ヤマグチカオリ]
1987年生まれ、ベルリン在住。『寿命図鑑』(いろは出版)などの書籍・雑誌のほか、テキスタイルやボードゲームにいたるまで、ジャンルを問わず幅広い分野でイラストを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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chimako
76
面白い!なんとなく数えていたものにルールがあって腑に落ちる。目から鱗が落ちる。人より大きな動物は〈頭〉小さな動物は〈匹〉孔雀は〈面〉 蝶は〈頭〉で数えることも。 天使は〈人〉で悪魔は〈匹〉幽霊は〈人〉で狼男は〈匹〉良い鬼(人と仲良し)は〈人〉で悪い鬼は〈匹〉だって!そして、アジサイやナナカマドの様に固まって咲いている花の集合の数え方知ってましたか?〈朶=だ〉と言うそうです。鮪は解体して小さくなるごとに 本→丁(半身)→ころ(ブロック)→柵→切れ と変化。人に教えたくなっちゃうよ。2022/07/06
ALATA
41
NHK,チコちゃんをみて気になった。動物の数え方は匹と頭、どう違うの?答えは動物と戦って勝てれば「匹」、勝てないなら「頭」。トリビアですね。孔雀、ペンギン、ウサギなど、読み方は古来からのいろんな説、ルールがあるとのこと。他にも鬼や人魚、天使と悪魔など架空の生き物も人間との関わり方で数え方が違うところが面白い。海で泳ぐ一匹のイカも陸に上がれば一杯。その状態で呼び方が違う、不思議ですよね。★4※早速購入して孫に強制的(^o^)にプレゼント。パラパラとめくってました。満足。2023/03/30
annzuhime
25
図書館本。いろんな物や生き物の数え方をイラストで分かりやすく説明してくれる。最近、蝶の数え方が匹なのか羽なのか気になっていた長女(5歳)。この本を借りたら、自分で読んで勉強してました。大人でもなるほどと思うところが沢山あって、読んでて面白かった。長女も気に入ってたので本屋で取り寄せて購入する予定♪2019/04/27
遠い日
14
ものの数え方の本は、どれを読んでもおもしろいが、この本はまたすばらしくわかりやすい。そしてまた、この世には数えられないものはないのだということに感動する。悪魔の数え方なんて知らなかったよ。2019/11/06
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
キャッチコピーにあるように、なんでも数えたくなりました(笑)4本足の動物の数え方は〇匹と〇頭どこが違うの?人間の大きさを基準に小さいものは〇匹、大きいものは〇頭。でも例外アリ!人間に寄り添う動物は〇頭、絶滅危惧種も〇頭だそうです。もっと細かく書かれています!2019/03/28
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