目次
「山びこ学校」と戦後教育学―「山びこ学校」実践とその思想は、どこへ消えたか
第1部 「山びこ学校」実践と無着成恭―教育における「子ども」と「社会」の拡張と縮減(「山びこ学校」と社会・生活実践主体づくりの教育;「山びこ学校」理念の迷走―子ども社会の変貌と教育実践の混乱;『山びこ学校』を離れ、『続・山びこ学校』へ―「子ども」と「社会」の縮減)
第2部 戦後日本の教育思想と生活綴方―社会的統制としての教育と子どもの自由(教科指導論と生活指導論への重点移行と生活綴方の縁辺化;戦後教育学と生活綴方教育の意味の探究;「山びこ学校」と戦後日本の社会的実践主体形成論)
「山びこ学校」関係資料
著者等紹介
奥平康照[オクダイラヤステル]
1939年生まれ。1962年、東京教育大学教育学部教育学科を卒業。1968年、東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。1968年から大阪市立大学文学部に、助手、講師、助教授として在職。1987年から和光大学人文学部(現・現代人間学部)教授。2010年、和光大学を定年退職、和光大学名誉教授。2010年から2015年9月まで和光学園理事長。専門は教育哲学・教育思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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