学術叢書
協業と社会の民俗学―協同労働慣行の現代民俗誌的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784284103749
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C3039

目次

序章 本書の課題設定と目的―農村の生産と流通をめぐる労働を記述する前に
第1章 協同労働概念の更新と出荷行為の対象化(民俗学における協同労働慣行概念の学史的検討―「協業関係」「協働」概念への連続性をめざして;農業近代化論批判の再評価―守田志郎の指摘から ほか)
第2章 それはひとつの橋から始まった―産地としての成功と葛藤の話(大規模産地化した農村の労働と協業関係―茨城県坂東市を例として;エピソード1 流通の統合にのったむら―木間ヶ瀬集落の事例 ほか)
第3章 青年会試作集団からの始まり―大規模産地化なき協業(収穫後における検査・流通の選択と農協の関わり―茨城県牛久市を例として;エピソード3 大規模産地化を選ばなかったむら―牛久市下根集落の事例)
終章 三つの民俗誌から見た労働の協業と社会(三つの民俗誌から読み取れること;まとめと課題)

著者等紹介

和田健[ワダケン]
1967年大阪府生まれ。1997年筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科単位取得退学。筑波大学歴史人類学系助手を経て、千葉大学国際教育センター・地域観光創造センター・大学院人文社会科学研究科准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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