内容説明
歴史は学問ではない。歴史は体験物語である。十代は太平洋戦争、二十代は安保闘争、三十代は高度経済成長、四十代はバブル、五十代はリストラの嵐、そして六十代…。障害を抱えながらも激動の時代をひたむきに生き抜いてきた著者が、あらためて「生きることの意味」を問い掛ける。著者渾身の短編集。
著者等紹介
きたのはじめ[キタノハジメ]
本名・宮入博之。1933年長野市生まれ。長野北高等学校・国学院大学文学部卒業。NTT勤務の間、慶応義塾大学法学部・法政大学経済学部を卒業、その後、長野女子短期大学講師として「法学概論」と「日本国憲法」の講座を担当の傍ら、信州大学大学院教育学研究科修士課程において障害児教育の研究に身を置いたが中途退学。障害者と法の問題に焦点をあてた障害者問題の研究をするため、新潟大学大学院現代社会文化研究科博士課程へ、単位修得満期退学。現在は、生涯学習インストラクター
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