内容説明
関東大震災に見舞われながらも、「公益の精神」にもとづく企業活動を志向した三島海雲は、東日本大震災を乗り越えるべく動き出した私たちに、今日にも援用できる企業コミュニケーション戦略を示唆している。
目次
第１章 時代の要請だった国利民福の精神
第２章 国利民福の実践者三島海雲
第３章 三島海雲のコミュニケーション戦略
第４章 三島海雲の広告・プロモーション活動
第５章 国際ポスター懸賞公募と日本人の海外へのまなざし
第６章 結論―公益重視の倫理観への回帰
著者等紹介
後藤文顕［ゴトウフミアキ］
１９４４年東京生まれ。１９６６年早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業、株式会社博報堂入社。営業勤務のかたわら、日本語教育に携わる。早期退職後、２００３～２００９年大正大学文学部表現文化学科非常勤講師として「広告コミュニケーション論」を担当。２０１１年東京経済大学大学院コミュニケーション学専攻修士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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