生きることの意味

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784284102339
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

内容説明

人間として生きること、思索することの深さ、厳しさ、そして喜びを、流麗な文体と美しい言葉で語り継ぐ滋味あふれるエッセイ。

目次

ヒューマニズムについて
死すべきもの
幸福について
美について
弁解について
ペシミズムについて
教養について
良識と常識
自由と偏見―自由に考えるということ
自分の考えを大切にしよう
現実的ということ
考える葦―思想と行動

著者等紹介

田中美知太郎[タナカミチタロウ]
哲学者。1902年1月1日~1985年12月18日。新潟県生まれ。京都帝国大学哲学科選科卒業。法政大学講師、東京文理科大学講師を経て、1950年より京都大学教授。1965年同大学定年退官後、名誉教授。1972年文化功労者、1978年文化勲章受章。プラトン、ソクラテスなどの研究を通じて、ギリシャ哲学を平易に紹介するなど、哲学研究の分野において偉大な業績を残すとともに、西洋古典文献学の第一人者として確固たる地位を築いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペンギン伊予守

5
戦中、戦後すぐに、書かれた文章のとがり具合がゾッとします。2016/01/02

脳疣沼

2
戦後まもなくの占領時代に書かれたものが多く収録されている。著者は昭和20年の東京大空襲で顔に大やけどを負い、瀕死の状態から奇跡的に回復した人物である。その後の昭和21年に「幸福について」そして、昭和23年に「美について」を書いている。戦後の激動の中、そして顔の大やけどの苦しみに耐える中で、このような文章を書いたわけである。今のような平和な時代には、こういった本気の思想というものが必要だと思うが、私自身が平和ボケしているので、重厚な文章に跳ね返されることが多々あった。2014/03/23

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