出版社内容情報
性教育のはじめの一歩は、自分の「からだ」を知ること 幼いころから自分の「からだ」を知ること、また「プライベートパーツ(口や胸、性器)」を理解し、自分も他人も大切な存在だということを認識することが大切です。また、子どもへの性暴力の加害や被害を防ぐためにも「プライベートパーツ」を理解することが重要です。 本書は、著者の遠見才希子医師が自身のお子さん(当時2歳)とのエピソードを交え、からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”はじめての「からだ」と「性」のえほん”です。
内容説明
自分のからだを知ることは“自分を守る力”を育みます。プライベートパーツを知ることからはじめよう!
著者等紹介
えんみさきこ[エンミサキコ]
遠見才希子。産婦人科医。1984年神奈川県生まれ。2005年、大学入学後より「もっと気軽に楽しくまじめに性を考える場が欲しかった」という気づきから中高生向けの性教育活動を始め「えんみちゃん」のニックネームで全国900ヶ所以上の学校を巡り正しい知識だけでなく等身大のメッセージを伝えている
かわはらみずまる[カワハラミズマル]
川原瑞丸。1991年千葉県生まれ。書籍や雑誌の装画や挿絵を中心に、ウェブ等のイラスト、映画や本のイラストレビューでも活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
26
プライベートパーツの説明がわかりやすくまとめられていて良い絵本。自分のからだを大切にするということは自分自身を大切にするということ。それは長い目で見ると、性犯罪を受けてしまうことや無意識にやってしまうことの減少につながっていく。 ただ、どれだけ気をつけていてもリスクはゼロにはならない。少しでもゼロに近付ける行動習慣について親子で話すきっかけになりました(トイレは実は危険な場所である 等)。「おかえり〜今日はどんな日だった?」声かけも毎日していこう。 全ての子どもが守られて大人になって欲しいと切に願います。2023/03/05
山猫
25
日本人、それも女医による「プライベートゾーン、プライベートパーツ」とは何か、どう扱うべきかを説く性教育絵本。 ただ、この絵本を我が子に与えられる親の子は、被害に遭ったりしにくいだろうし、それについて悩んだりしないと思うんだよね。 教育や情報を本当に必要としている子供たちに、それを届けるには、どうすればいいのか、考え込んでしまった。2022/09/12
うー(今年も遅くなります)
25
〈絵本〉【いいタッチわるいタッチ】と同じく自分の体の大切さを教える絵本。体の大事な所は写真や動画をとることもダメなど、親しみのある絵で子どもたちにも伝わりやすいと思う。最後に大人に向け、子どもが困った時に打ち明けられる関係性を築いておく事が大切だと。「おかえり、今日はどんな日だった?」心を配ることを忘れずにいたい。2021/11/13
たーちゃん
21
改めてプライベートゾーンを確認しました。2022/10/26
すけまる
18
こどもへの性教育の導入に最適。わかりやすいイラストでこどもにも理解しやすい。「ダメ!いやだ!」読みながら一緒に叫んでます笑2022/07/31