目次
東アジア 米料理の王道はアジアにあり
東南アジア スパイスが育む素朴なめし
中近東 炒めて作る米料理の傑作
西欧・南米 フォークで食べるライス料理
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワタナベ読書愛
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1994年刊行。各国の米料理を、日本で手に入る材料で、日本人好みに作るレシピ本。「平成の米騒動」(1993年ごろ)の日本米不足で、外国の米を輸入した時に、おいしく食べる方法を模索した時代を思い出させる。救援物資を粗末にして、罰当たりな発言をしていた大人たちを見て、私はがっかりした。だが、この本のように宇宙のように広く許容範囲をもち、遊び心をもち、ありがたくご飯を頂いたら、もっと楽しい展開になったかも。筆者のコメントは時代を感じさせるが、料理は時代に関係なく美味しそうだ。贅沢で派手な料理が多く、非日常向け。2021/12/20