内容説明
草木で染めるというと、まだまだむずかしそうなイメージがあります。初めから大きなものを染めるのは大変だけど、小物を染めるのには特別な設備も道具も必要ありません。草木の染めでは、色止めや発色のためにいくつかの薬品を使いますが、本書の中ではお酢やみょうばんなど下水にそのまま流しても問題のない薬品だけを取り上げました。だからキッチンでも安心して染めを楽しめます。
目次
草木染めのこと
染めに使う用具のこと
「春」花びらで染める
「夏」ハーブで染める
「秋」草や実で染める
「冬」特別な色に染める
アドバイスページ
藍を育てて染めてみましょう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
63
こちらも、藍の生葉染めをするために再々読。この本は写真付きなので、観てるだけで癒やしになります。生葉の仕方はちょっとしか載ってないから、もう一つの図鑑の方かな。でも芸術の秋、身の回りにある秋の落とし物で染められるのが楽しいのよ~。2016/09/22
美登利
62
眠れなくて再読。これはカラー写真が多いし、ざっくりと書いてあるので、初心者よりも何度か染めをやったことある人向けかな。2017/03/10
美登利
58
図書館で読んでどうしてもほしくなり、中古本を購入!これまでに夜になると何回も開いて読んでこれで染めてみたいなぁーなどと考えながら寝るのは素敵なこと。簡単なようで実際に集めて作業するのは意外と大変。花、茎や枝、ハーブティ、ジャム、ドライフラワーなどで染められるのは分かったので、気がついた時にチマチマと染料になる生の物は集めて冷凍しておくと良い。すでにバイブルになってますが、この箕輪直子さんの、大全集の中古本をポチりました!。そちらもとても楽しみです。2015/08/14
美登利
48
花びら染め、草木染め、藍染は一番簡単な方法が載っているので、これらを一度くらいは体験したことがある人には理解しやすい本だと思います。材料になる草木と色見本が綺麗な写真でわかるようになっていて、染める方法も写真付。細かい部分は文章をよく読めば大体できそうです。一回一回この写真のような色合いに染まらないと思いますが、試したくなる素敵な優しい色の作品がたくさんです。バイブルにしたいです。(笑)2015/07/27