出版社内容情報
ロック・ポップスが求める良い音、楽しい音は、従来のオーディオシーンで重視されてきたクラシックやジャズのそれとは異なるものです。それは音楽の作り方、つまり生のアンサンブル/セッションから“生まれる”音楽のクラシック/ジャズに対して、録音とマスタリングを前提として“作り上げられる”音楽であるロック/ポップスという、前提条件の大きな違いに起因するものなのです。本企画はかつて『週刊FM』などを愛読していた世代の音楽ファンを中心に、オーディオで音楽体験が大きく変わることをお伝えし、オーディオ・ファンには、音を鳴らすだけでなく、音楽を楽しみながら鳴らす愉しさをご案内します。ありそうでなかった、オーディオと音楽を結び付ける書物。新しい感動を音楽ファン、オーディオ・ファンに届けます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuo Ohtaka
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ロック/ポップスが求める良い音、楽しい音は一般的なオーディオシーンで重視されるクラシックやジャズとは異なっている。それは生のアンサンブル/セッションから“生まれる”音楽のクラシック/ジャズに対して、録音とマスタリングで“作り上げられる”音楽であるロック/ポップスと、前提条件が異なるからだ。 本MOOKは1970~90年代に青春を送った音楽ファンに向け「オーディオで音楽体験が大きく変わる」ことを伝え、オーディオ・ファンには「音楽を鳴らす愉しさ」を紹介。ありそうでなかった、オーディオと音楽を結び付ける書物だ。2022/07/19