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生誕250年ベートーヴェンの交響曲・協奏曲 - 演奏家が語る作品の魅力とその深淵なる世界

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  • サイズ B5判/ページ数 160p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784276963016
  • NDC分類 764.31
  • Cコード C9473

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

22
「音楽の友」「レコード芸術」に掲載された既出の記事の寄せ集めで、内容は玉石混交。平野昭先生によるオーケストレーションの分析、金子建志先生による自筆譜を引用した楽譜の比較、佐伯茂樹先生の金管楽器用法の解説は参考になる。飯守泰次郎先生によるマルケヴィッチ版の紹介にも興味が沸く。ブライトコプフで勉強した者にとっては、まだまだベーレンライター新版でさえ違和感が拭えないが(ラトルさんは「ベーレンライター版を使わないのは愚かなことだ」とのご発言)、楽譜の校訂がベートーヴェンの交響曲に新たな光を当ててくれる期待がある。2020/02/21

kao

6
★4.5 生誕から250年経ってもなお大人気、何故それほどベートーヴェンが?の問いに答えてくれるベートーヴェン研究最前線のムック本。渾身の編集と言ってもいいような、とても充実した内容。第2章「9つの交響曲誕生への道のり」(文・安田和信)が殊に良い。ベートーヴェンの交響曲9つ、作曲年代と背景を追いつつさながらプチ伝記にもなっている。いい音楽ホールでじっくりベートーヴェンを聴きたい一年になりそう。2020/01/29

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