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現代日本の音楽
飛天(アプサラス)―弦楽オーケストラ、女声合唱、チェンバロ、ピアノ、2台のハープ、チェレスタと打楽器のための

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  • サイズ A4判/ページ数 22p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784276922051
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C1073

出版社内容情報

『交響曲第1番』『管弦楽のための前奏曲』に続く1969年の作。若杉弘指揮の演奏がCD化されている。作曲から半世紀の待望の刊行。
1965年の『交響曲第1番』、1969年の『管弦楽のための前奏曲』(ともに音楽之友社刊)に続く、1969年作曲の大阪万博松下館委嘱作品。15分におよぶ豊かな音の大伽藍が、40代を迎えた一人の作曲家の創作的充実を告げる。
若杉弘指揮、読売交響楽団、東京混声合唱団による演奏がその他の代表作と併せて2枚組CD『松村禎三の世界』(タワーレコード/ビクター・ヘリテージ・コレクション、NCS589-590)として2007年に発売された。
それまでの作品で切り拓かれた独自の書法が敷衍・拡張され、独自の世界へと昇華された本作は、作品の被献呈者である長広敏雄氏の喜寿記念論文集「アプサラス」(1985、音楽之友社刊)にも自筆譜が掲載・出版されたことがあるが、浄書譜での出版は今回が初となる。作曲から半世紀近くを経ての、待望の新刊。


飛天(アプサラス)

松村 禎三[マツムラ テイゾウ]
1929年京都市生まれ。作曲家、俳人、東京芸術大学名誉教授。作曲を伊福部昭、池内友次郎の両氏に師事。1955年にNHK毎日音楽コンクール作曲部門第1位を受賞。サントリー音楽財団委嘱による遠藤周作の小説に基づくオペラ「沈黙」で毎日芸術賞、モービル音楽賞、京都音楽賞大賞を受賞。その他、尾高賞、芸術祭優秀賞など受賞作も多数。映画音楽、劇音楽の分野でも多くの作品を残している。2007年8月6日逝去。

著者等紹介

松村禎三[マツムラテイゾウ]
1929年、京都市生まれ。旧制第三高等学校卒業、池内友次郎、伊福部昭の各氏に師事。1955年、NHK毎日音楽コンクール作曲部門第1位を受賞。『管弦楽のための前奏曲』(1968)と『ピアノ協奏曲第2番』(1978)で尾高賞を受賞。他、サントリー音楽賞、毎日芸術賞、モービル音楽賞、京都音楽賞大賞などを受賞。映画、演劇の音楽も多く手がけた。毎日映画コンクール音楽賞を2度受賞した。療養中の20代には俳句を詠み俳誌にしばしば投句(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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