出版社内容情報
ひばなのひびき、うたのしらせが、まほうのことば、おとがとびたつ、ひびかせうた、からなる「共生」をテーマにした作品。
作曲者が敬愛する詩人・木島始の長詩「ひびかせうた」を発想の源として用い、アイヌと沖縄のわらべうたを引用する形で構成された全5章からなる同声合唱曲。この合唱曲のテーマは「共生」。「ぼく」という小さないのちが大宇宙とつながっている不思議さ、その神秘をうたった「ひびかせうた」の内容を根底に置き、そこに日本列島両端の民族の歌を挿入することで、地球上の多様性を表現したいと考えて作曲された。動物や植物の命の重さを尊重すること、自分以外の民族を尊重すること、つまり「いのち」の多様性を認め合うことが、現代社会に最も必要なことであるという作曲者の深いメッセージが込められた作品。
「第1章 ひばなのひびき」(編成=S・Ms・A+pf)
「第2章 うたのしらせが」(S・A+pf~S・Ms・A+pf)
「第3章 まほうのことば」(S・Ms・A+pf)
「第4章 おとがとびたつ」(S・Ms・A+pf)
「第5章 ひびかせうた」(S・Ms・A+pf)
【著者紹介】
1928~2004。詩人・英米文学者・翻訳家。
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- 和書
- 精解生物化学演習