海を想う - 女声合唱とピアノのための

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  • サイズ A4判/ページ数 43p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784276558243
  • NDC分類 767.4
  • Cコード C1073

出版社内容情報

「海」と「人」との5つの抒情が穏やかな曲調で歌われる。平明でありながら心奥に深く降りていく言葉と音楽が静かな感動を呼ぶ。

海を心から愛する詩人・川崎洋の詩集『海を想わないとき』という逆説めいた作品集から5編を選び作曲。同じく海大好き人間を自称する作曲家・新実徳英氏は、川崎洋の詩による合唱作品集「やさしい魚」「海のディヴェルティメント」など「海」に関連した合唱作品を発表している30年来の名コンビ。この作品集では、いまは亡き川崎氏へのオマージュとも読みとれる「海」と「人」との5つの抒情が穏やかな曲調で歌われる。組曲の構成は、バッハのゴールドベルク変奏曲を模して、和音・バス進行をベースにした変奏曲形式で作曲され、全体の糸が紡がれる。平明でありながら心奥に深く降りていく言葉+音楽が静かな感動を呼ぶ。子供から大人までが一緒に歌える女声合唱組曲。2年前の混声版に続き、このたび待望の女声版が誕生した。

[曲目]
1.海―背の高い人ほど
2. 海―訪れた夏をむかえて
3.海―かん声をあげて
4. 海―わたしは都合のいい時だけ
5.海―向き合うものとして

【著者紹介】
詩:詩人・放送作家。東京都出身。1948年頃より詩作を始め、1953年茨木のり子らと詩誌「櫂」を創刊。谷川俊太郎らを同人に加え、活発な詩作を展開した。その傍ら、1971年には文化放送のラジオドラマ「ジャンボ・アフリカ」の脚本で、放送作家として初めて芸術選奨文部大臣賞を受けた。1987年、詩集「ビスケットの空カン」で第17回高見順賞。1998年、第36回藤村記念歴程賞を受賞した。1955年詩集『はくちよう』を刊行。1957年から文筆生活に入る。

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