出版社内容情報
作詞家・風戸強が遠藤彰子画伯の絵に触発されて書いた6篇の詩による女声合唱組曲。曲はメロディ志向の歌いやすい曲。
この女声合唱組曲「青い星には、青い鳥」の6曲の詩はすべて、作詞家・風戸 強氏が20年前からの知人で、世界的な女流画家である遠藤彰子画伯の絵に触発されて書いたものである。彼は「遠藤氏の絵は、人間としてどのような視点をもつか、そしてそこから新しい希望の光が生まれるのだと、私たちに静かに語りかけているような気がする」と言う。画伯は平成26年秋、日本の女流画家として初めての紫綬褒章を受章されている。遠藤氏の渾身の絵から発する、地の果てから天界に吹き抜ける風のごとく渦巻く大いなるエネルギーと、風戸氏の軽妙かつ情感あふれる珠玉の詩にそれぞれの曲はあくまでもメロディを志向し、難解にならず、取り組みやす合唱曲にした。今までに日本の現代絵画をモチーフにコラボレーションしたオリジナル女声合唱組曲はない。遠藤彰子画伯も初めてのコラボなので、刊行されるのを楽しみにされている。
1. 銀河の楽園 2. 三角プリズム 3.クリスタル・シティー・ラブ・ソング 4. 神様はコンシェルジュ 5. 郷愁の口笛が響く 6. 大いなるマリア
【著者紹介】
作詞:大東文化大学経済学部卒業。23歳の時に、東宝レコードよりデビュー。その後NHK「みんなのうた」など幅広いジャンルで活躍。中学校、高校音楽教科書(音楽之友社、教育出版)にはこれまで9曲のクラス合唱曲が掲載されている。クラス合唱曲「スター」「明日に渡れ」「愛のコーラス」「青春サンシャイン」「光の中へ」他計90曲以上。女声合唱組曲「サバンナ」「愛は波の彼方に」「ぶどう畑に魅せられて」他計6種類(全て音楽之友社)。現在、日本音楽著作権協会正会員。