出版社内容情報
水、空、パン、家、花、友だち、恋人…「ありふれたもの」の美しさを想い、全6曲の楽想は実に多彩。合唱の楽しみを凝縮。
水、空、パン、家、花、友だち、恋人…「ありふれたもの」の美しさを想い、自らこの手でつかみ取ろうとしなければ明るい未来「すばらしいあした」はこないという詩人の意志が込められた詩。音楽は爽やかな風のモチーフ〈1.風と自由と〉に始まり、軽快な Jazz feelingで歌う〈2.すばらしいあした〉、シャンソン風のセンチメンタルな小品〈3.雪がふる〉、スケルツォ的性格のワルツ〈4.生きてゆくには〉、変奏形式の無伴奏曲〈5.鳩とかもめ〉、そして堂々としたフーガを伴う終曲〈6.美しいもの〉へと続く。全6曲の楽想は実に多彩。合唱の楽しみが凝縮された音楽である。
[曲目]
1.風と自由と/2.すばらしいあした/3.雪がふる/4.生きてゆくには/5.鳩とかもめ/6.美しいもの
【著者紹介】
詩:群馬県生まれ。中央大学卒。出版社、編集長を経て文筆活動に入る。著書に『四季の歌』『風と少年』『恐竜の伝言』(けやき書房)、詩・影絵集『風花』、詩・写真集『光と影の四季』(本の泉社)のほか、詩の絵本、ドキュメントなど50余冊。「たんぽぽ」「風花」「青春」「桑ばたけ」「雪がふる」「ふきのとう」などの詩作約5000編。三木露風賞、北原白秋賞、毎日童謡賞、子ども世界特別賞などを受賞。