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出版社内容情報
アルゲリッチの委嘱により1998年に編曲。原曲の特徴をそのままに2台ピアノの魅力を存分に発揮。待望の出版。
アルゲリッチによって委嘱され1998年に編曲、彼女とフレイレやブロンフマンら巨匠たちの二重奏によって、いまや全世界で演奏され、長らく待望されていた出版である。原曲は、プロコフィエフによって1917年に完成された交響曲で、ハイドン当時のスタイルで書かれたことから、「古典交響曲」と名付けられた。寺嶋の編曲は、原曲のシンプルでユーモアに溢れた特徴をそのままに、2台ピアノの長所を存分に生かしている。作曲者も編曲者も共にピアノを知る名手だからこその編曲で、あたかもピアノ作品として最初から作曲されたよう。この名曲の新たな魅力を生み出している。今後は2台ピアノの重要なレパートリーとなるに違いない。
第1楽章 アレグロ
第2楽章 ラルゲット
第3楽章 ガヴォット (ノン・トロッポ・アレグロ)
第4楽章 フィナーレ (モルト・ヴィヴァーチェ)
【著者紹介】
編曲:1964年生まれ。東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。86年第一回摂津音楽祭L.C.コンクール金賞受賞。在学中より作曲とピアノ演奏の両面で積極的に活動、特にオペラシアターこんにゃく座での演奏や、97年東京都現代美術館でのポンピドー・コレクション展開催記念サティ連続コンサート「伝統の変装」、2003年パリ日本文化会館における作品個展「東洋・西洋の音楽の交流」などは高く評価された。作品はこれまで国内はもとよりイタリア、イギリス、フランス、オランダ、アメリカ合衆国などでも演奏されている。作曲のほかにもピアニストとしてリサイタルなどの独奏をするほか、内外の著名な演奏家と数多く共演し、指揮やコンサートの企画など、活動は多方面にわたる。