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出版社内容情報
本原典版は、旧ブラームス全集と同様、第1刷著者用見本を主たる資料とし、「校訂報告」に自筆譜を参照しての校訂も個々に列記。
5楽章からなり、作品の規模はソナタ第1番よりも大きい。第2楽章の冒頭には、詩人シュテルナウの「若き恋」という詩の一節が標題として掲げられている。
解説部分の「序言」では、1853年にシューマンが『新音楽時報』に書いたブラームスを推薦する有名な記事「新しい道」の内容や、ブラームス作品の出版を強く出版社に働きかけ、出版が実現した経緯をたどる。「演奏への提案」では、ブラームスが関心を示したピアノの技術的側面がみられる作品群を挙げ、アルペジオ、ペダル、J.S.バッハの作品の研究、ソステヌート・ペダルの扱い、テンポ、デュナーミクなどの奏法を詳細に解説。弾きやすくするための運指法のアレンジの譜例、ブラームスを高く評価したシェーンベルクの言葉も注目に値する。
本原典版は、旧ブラームス全集と同様、第1刷著者用見本を主たる資料とし、「校訂報告」に自筆譜を参照しての校訂も個々に列記してある。
【著者紹介】
校訂: