内容説明
本書は私たちが生きた時代、20世紀における「音楽と政治・権力」の問題に光をあてる試みである。
目次
序章 第三帝国の音楽前史―反ユダヤ主義と反文化ボルシェヴィズム
第1章 ヴァイマル時代からナチ政権へ
第2章 音楽における一元化
第3章 ユダヤ人音楽家の排斥と「ヒンデミット事件」
第4章 全国音楽祭と頽廃音楽展
第5章 亡命者としての生活
第6章 ゲットーの塀のなかで
第7章 ナチ時代の音楽生活
第8章 日本へ―グルリットを通して見た日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
1
☆3。教科書みたいな単調な文体。一応、事実関係を調べる本、それだけになりそうだ。2019/03/02
kyoko
0
返却期間が迫ってしまい、一旦中止。題名からしてドンピシャなタイトル、かなり萌え感強い感じで借りてきてしまったが、難読。シェーンベルクはやヒンデミットは「多様性」を音楽から世の中へ命がけで訴えた人であることや、それらの作曲家の作品を演じることも危険であることなどがこの本を読んで分かった。この頃のドイツは、自分らの血筋sugeeeeeみたくなってて、その文化を変な方向に護ろうとしている姿が軽く今の日本と重なってしまった…2016/03/29
あつし
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卒論執筆のために読んでます。同じ内容の明石政紀さんの本より内容が詳しいです。2011/12/22