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出版社内容情報
難解とされるワーグナー最後の作品。ペータース版を元にワーグナー研究の第一人者による新訳。実用性と学術性を兼ね備えた一冊。
「オペラ対訳ライブラリー」シリーズの1冊。ワーグナー研究の第一人者、高辻知義氏によるワーグナー最後の作品『パルジファル』の新訳。バイロイト音楽祭で作業楽譜に採用されているペータース版を用いているが、他の版も参考にし、それらと異なる箇所は下線で示している。また別々の歌詞が異なる歌い手によって同時に歌われる重唱や合唱などのいわゆる「アンサンブル」の部分も縦線などで印をしている。本作品はしばしば難解と言われ、近年さまざまな演出も見られることから、本書は内容をより深く理解する一助となるであろう。原文(独語)と日本語ができるだけ同時に眼に入るようにブロックわけした組み方は、本シリーズの強みでもある。初めて《パルジファル》を観る人、精読派、学究派に適する。
・台本本文と対訳 ・あらすじ ・登場人物一覧および舞台設定 ・あとがき
【著者紹介】
1937年、東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科表象文化論専攻主任を経て、現在、東京大学名誉教授。日本ショーペンハウアー協会会長。著書に『ワーグナー』、『ヨーロッパ・ロマン主義を読み直す』(共著)(以上、岩波書店)、訳書に、バドゥーラ=スコダ『ベートーヴェン ピアノ・ソナタ』、テーリヒェン『あるベルリン・フィル楽員の警告』(共訳)、テーリヒェン『フルトヴェングラーかカラヤンか』、オペラ対訳ライブラリー『トリスタンとイゾルデ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ニーベルングの指輪(上)(下)』『タンホイザー』『ローエングリン』(以上、音楽之友社)など。
内容説明
ワーグナー最後のオペラ。ワーグナー研究の第一人者による、新訳・決定版。ドイツ語と日本語が同時に目に入ってくる画期的なブロック構成、オペラを聴きながら内容が理解できる工夫がされている。精読派も満足、語学のテキストとしても最適です。
著者等紹介
高辻知義[タカツジトモヨシ]
1937年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修了。東京大学大学院総合文化研究科表象文化論専攻主任を経て、東京大学名誉教授。日本ショーペンハウアー協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きゃれら
忽那惟次郎8世
えふのらん
takakomama
えふのらん