Ｏｎ Ｂｏｏｋｓ Ｓｐｅｃｉａｌ クラシックのあゆみ〈２〉シューベルトからリストまで―前期ロマン派の音楽

岩井 宏之【著】

音楽之友社（1999/05発売）

• サイズ B40判／ページ数 179,／高さ 18cm
• 商品コード 9784276354326
• NDC分類 762.06
• Cコード C0273

内容説明

ロマン主義運動に影響されたシューベルト、ショパン、シューマン、ベルリオーズ、リストなどが生きた１９世紀前半の動きを追う。

目次

第１章　ロマン派の音楽概説
第２章　前期ロマン派の器楽曲（交響曲；管弦楽曲；協奏曲；室内楽曲；独奏曲）
第３章　前期ロマン派のオペラ・声楽曲（オペラ；歌曲；宗教音楽）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[禿童子]

おおむね前期ロマン派の時代をカバーしている。古典派との違いは、シューベルトにおいては「構成上の緊迫感が著しく弱められ...旋律としての魅力とまとまりを重んじた長い主題」とされる。名演奏者出身の作曲家が輩出した時期でもある（パガニーニ、リスト、ショパン）。シューベルトによってドイツ歌曲が飛躍的に充実する。イタリアオペラはロッシーニ、ドニゼッティ、ベルディによって円熟し、シュトラウス父子によるワルツが流行して、音楽の大衆化が進む。

2016/10/28