内容説明
本当らしい話がウソで嘘のような話がホントだったりするが、これは大作曲家達の本当にホントの愉快な話。
目次
ベートーヴェンの交響曲
グリンカとベートーヴェンとショパン
もう１人のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
マクダウエル夫妻のこと
馬の耳に名曲
犬と猫と作曲家
室内楽と赤坂離宮
音楽は世界の共通語か？
あるしきたり「ハレルヤ」合唱と起立
わが国の「第９」と１２月〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
36
よくある音楽ウラ話の本とは、ひと味ちがう。あまり知られていないが、思わず「へぇー！」と感心してしまうような話が満載だった。ひまな時に、どこから読んでも楽しめる内容。ところで「歌謡曲」という言葉は、実は武川先生が考案したのだ、ということが書かれていて、これはさすがに「あっ」と思った。何よりも、音楽史上、通説とされる事柄を覆すエピソードには驚きの連続！2017/11/28
