内容説明
芸術はいかにして“神”となったのか。宗教に代わる新しい支配原理となっていった芸術の思想を、民族、歴史、文化などの問題とからめて論じていく。
目次
序章 芸術家伝説
第1章 芸術の価値とは何か
第2章 革命思想としての啓蒙主義
第3章 芸術神学の誕生
第4章 「民族」「歴史」との一体化
第5章 制度化された芸術
終章 芸術崇拝の行方
著者等紹介
松宮秀治[マツミヤヒデハル]
1941年東京都に生まれ、福島県に育つ。早稲田大学第一文学部(ドイツ文学専攻)卒業。同大学院修士課程・博士課程を経て、立命館大学文学部に職を得て、2006年に同大学定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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