内容説明
偏見・毒舌のエッセイスト?が放つ、痛烈無比のオーディオ・音楽・世相評。週刊FM誌好評ロングラン続行中。
目次
いい加減にします
陽の目を見なかったカートリッジ
ブラック・デヴィル
がんばれ国鉄
デシタルと、本当の生と
CDワンダフル
アイドルの時代
ハイパワー・アンプ無用論
ポストCDをさぐる
音楽会はどこへいく
いい加減用語辞典〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hibimoriSitaro
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再読。87年4月初版。オーディオ界のカリスマ評論家長岡鉄男(故人)の週刊FM誌連載コラムを纏めたもので,82-83年の掲載ぶんに単行本化時点のコメントが追記してある(げっ,30年前!?)。お題は何でもありの、半分がとこ世相漫談であるが,何やかやとおれは影響を受けている。橋本金夢のイラストがガップリ四つに組んでほとんど共著レヴェル。でもまぁ今のオーディオマニアが読んで役立つことはな……いや,あると思うがプレミア払ってまで揃えることはないかな。2013/02/12
マサトク
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雑なエッセイもあるが、それが雑文というものでもあろうなぁ。オーディオにまつわるものが多いが、そればかりでもない。時代性を映したものも多く、懐かしくもある。1983年、CDが出た当時に、いずれ音楽はデータでの販売になる、と言っているところ、流石。さまざまに本質的な鋭い分析があって良い。2021/03/12
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- 異端者