目次
第1章 日本音楽の授業のために(今、なぜ日本の伝統音楽を学校の音楽教育に取り入れるのか;日本の伝統音楽の特徴と魅力;日本の伝統音楽の精神性;日本の伝統音楽のどこから取り組んだらよいか;筝についての基礎知識)
第2章 授業をつくる―伝統音楽のこころを大切にして(初めての箏「さくらさくら」―基礎基本を押さえて;箏を用いた創作「日本昔話の音楽劇」―ふしづくりとひびきづくり;和楽器アンサンブル「こきりこ節」―民謡らしさを生かして;楽しい現代邦楽「日本の音楽・昔と今」「百花繚乱」―新しさの中にも息づく伝統のよさ;和太鼓・初級編「龍神太鼓」―型を大切にして;日本の音楽の特質を感じ取る「世界の音楽と日本の音楽」―鑑賞と表現の関連を重視して;「動き」を生かした日本音楽の指導―体育の授業との関連を図って;総合的な学習で深める郷土芸能「小金井囃子」「阿波踊り」―地域の方々のお力を借りて)
著者等紹介
山内雅子[ヤマウチマサコ]
1958年静岡県生まれ。東京学芸大学D類音楽科ピアノ専攻卒業。1982年より東京都の教員として、府中市立住吉小学校、国立市立国立第二小学校、小金井市立小金井第一小学校に勤務。この間、東京都のさまざまな音楽授業、指導法の研究にかかわる。1995年東京都教員研究生として、東京芸術大学音楽教育研究室派遣。1997年(財)音楽鑑賞教育振興会、研究助成論文最優秀賞受賞。2001年東京学芸大学大学院修士課程入学、現在、小金井第一小学校に籍をおいて勉強中。地唄・箏・三絃は生田流宮城派大師範松島里枝先生に師事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。