音楽教育が変わる―「遙かなる過去の呼び声」と感応する音楽教育

音楽教育が変わる―「遙かなる過去の呼び声」と感応する音楽教育

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276311763
  • NDC分類 760.7
  • Cコード C1073

内容説明

本書は、文部科学省(旧文部省)の刊行物「中等教育資料」に、平成6年7月号から平成13年の最近号まで「音楽教育の改善の視点・音楽科指導の工夫」として連載したものに筆を入れ直し再構成したものである。その中で終始して貫いた主張は、「音楽が人間が生きることとどのようにかかわってくるのか」、「なぜ学校教育の中に音楽が必要か」ということである。

目次

第1章 音の文化の教育的意義(日本の音楽教育形成の特質;言語文化と音の志向性;明治は遠くなったか;競争原理と音楽教育;音楽・社会・音の美学;日本や郷土の伝統文化と音楽教育)
第2章 音楽教育の基礎的理念と実践(表現指導の意義と実践;歌唱指導の工夫;器楽指導の工夫;客観的事実の把握と表現;音楽教育と指揮法)
第3章 音楽教育の現代性と感性教育(感性をどのように考えるか;ミメーシスについて;感性教育は環境教育に通じる 「夢冒険」は「遙かなる過去の呼び声」の回帰性;音楽教育の現代性と感性教育;音楽教育とメディアの活用;音の風景と音楽教育)

著者等紹介

峯岸創[ミネギシハシメ]
国立教育政策研究所教育課程研究センター教育課程調査官・文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官。1946年福島県会津若松市生まれ。山形大学特設音楽科(声楽専攻)卒業。福島県公立高校教諭、同県教育庁高等学校教育課指導主事、同県公立高等学校教頭、文部省初等中等教育局中学校課・高等学校課教科調査官を経て、現職。日本学校音楽教育実践学会・日本感性教育学会各会員
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