内容説明
人はどうして踊り始めたのか。何をきっかけに空へ向かって跳躍するようになったのか。ポワントなどのバレエ・テクニックはどのように考案されたのか。あらゆる時代のあらゆる場所で、愛されつづけてきた美の芸術バレエ。まだまだ謎の多い、その魅惑的な世界の長い歴史をふりかえる。
目次
第1章 バレエの発生と宮廷バレエ
第2章 躍進する職業舞踊家たち
第3章 バレエ・ダクシオンの時代
第4章 ロマンティック・バレエの時代
第5章 ロシア・バレエの繁栄
第6章 ディアギレフのバレエ革新
第7章 20世紀のバレエ
第8章 アメリカのバレエ発展
第9章 現代バレエの様相
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YnariY
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歴史を知ると、バレエの見方も変わりそう。 マウリス・プティパ、エンリコ・チェケッティの写真もあって、 情報として価値ある一冊。 Wikipediaに載せたいなぁ。自分のためにも。 *英国バレエの父 ジョン・ウィーバー *ジャン・ジョルジュ・ノヴェール マリー・アントワネットのバレエ教師 *ラ・フィル・マル・ガルデ 「藁のバレエ、または運、不運は紙一重」を改題 現存する最古のバレエといっても伝承されているのは台本のみ *ピエール・ガルデル 「プシケ」の振付け2009/07/25
ちり
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バレエとオペラは初期は混淆しているので、この前に読んでいたオペラの歴史の本と登場人物や出来事が重なっているのだが、オペラ側から見るかバレエ側から見るかで記述が異なってくるのが面白かった。2018/01/15