内容説明
7つの交響曲や『フィンランディア』をはじめとする多くの管弦楽曲などで親しまれているフィンランドが生んだ世界的大作曲家シベリウス。本書はシベリウス研究の第一人者による最新の研究成果を盛り込んだ評伝である。豊富な写真とともに、シベリウスの波瀾に富んだ生涯が簡潔にまとめられており、読みやすくビジュアル。訳者による詳細な注や作品リストも便利で、シベリウスが残した名作の数々を愛する人々にとって、座右の書となろう。
目次
ヘルシンキでの愛国的コンサート
ハメーンリンナでの子供時代
家庭内での音楽の楽しみ
初期の作品/学校の図書館での発見
ヘルシンキで学ぶ
マルティン・ヴェゲリウス
ロベルト・カヤーヌス
フェルッチォ・ブゾーニ
ベルリン留学
アイノ・ヤーネフェルト〔ほか〕
著者等紹介
フットゥネン,マッティ[Huttunen,Matti]
音楽学者。フィンランドのタンペレに生まれる。トゥルク大学、ヘルシンキ音楽大学を経て、1999年よりヘルシンキのフィンランド国立音楽院シベリウス・アカデミーの教授を務める。シベリウス研究の権威として知られ、フィンランド学士院の研究員、フィンランド音楽学会の機関誌『Musiikki』の編集も務め、多くの論文がフィンランドのみならずいくつもの国で紹介されている
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感想・レビュー
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