内容説明
マーラーは回顧録、日記などを残さなかったので、彼の考えが証拠として書かれているのは手紙である。彼の手紙は、彼がどんな人物で、作品をどう思っていたかを知ることのできる唯一の資料である。ここには17人の相手に宛てられた150通の手紙が収められている。兄弟として、友人として、作曲家として、歌劇場監督として、自転車好きとしてのマーラーの姿を見ることができる。
目次
マーラーとヘルマン・ベーン
マーラーとウォルター・ダムロッシュ
マーラーとオスカー・フリート
マーラーとヴィルヘルム・ゲリケ
マーラーとエミール・グートマン
マーラーとリリー・レーマン
マーラーと妹ユスティーネ
マーラーとアニー・マンショー
マーラーとニコラウス・フォン・レズニチェク
マーラーとウィリアム・リッター
マーラーとフランツ・シャルク
マーラーとアルノルト・シェーンベルク
マーラーとレオ・スレザーク
マーラーとエミール・シュタインバッハ
マーラーとフリッツ・シュタインバッハ
マーラーとコジマ・ワーグナー
マーラーとヴィルヘルム・ツィネ