マルタ・アルゲリッチ―子供と魔法

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マルタ・アルゲリッチ―子供と魔法

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  • サイズ B6判/ページ数 298,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276217966
  • NDC分類 762.65
  • Cコード C1073

出版社内容情報

世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチの波乱の生涯を辿る。アルゼンチンの神童は十代のデビュー時から世界を席巻したが、奔放に見えるその生涯は、自己との葛藤の連続であった。親日家としても知られる彼女の実像に迫る一冊。

マルタ・アルゲリッチのおそらく世界初の伝記。本人に密着取材し、彼女の生地ブエノスアイレスにおける子供時代から、彼女の受けたピアノ教育、グルダ、ミケランジェリ、ホロヴィッツ、ポゴレリッチら個性的な名ピアニストとの出会い、1965年ショパン・コンクールでのセンセーショナルな優勝、3度の結婚生活と、父親の違う3人の娘のこと、闘病生活、日本のこと(別府音楽祭)などが非常にオープンに綴られていく。類稀な才能を持ちながら、人前で弾くことを苦にするあまり、コンサートをキャンセルしてしまうことも多かったアルゲリッチ。
いまや大巨匠の位置にあるピアニストのあたたかな人間性が胸に迫ってくる一冊です。

序章
1 ブエノスアイレス 子どもの庭
2 ラバイエ通り ヴィルトゥオーソの養成
3 ウィーン グルダとの魔法の修行
4 ボルツァーノからジュネーヴへ 火の試練
5 ハンブルク ヨーロッパ・デビュー
6 ハノーファー デビュー盤
7 ベルン 軌道の中断
8 モンカリエリ ミケランジェリの静寂
9 ニューヨーク ホロヴィッツを探して
10 ジュネーヴからブリュッセルへ 母親
11 ワルシャワ ショパン・コンクール 一九六五年
12 ロンドン 大恋愛
13 モンテビデオ 「突風」
14 リオデジャネイロ 恋人たち
15 ジュネーヴ 四散
16 ワルシャワ その二 ポゴレリッチ事件
17 モスクワ ロシアンな友情とファニータの死
18 ブリュッセル ピアニストたちの通り
19 サンタモニカ ジョン・ウェイン研究所
20 別府 日本への想い
21 アルゼンチン 帰国
22 パリ 子供の情景
謝辞
訳者あとがき

マルタ・アルゲリッチ・ディスコグラフィー
 〔1〕録音&映像収録順
 〔2〕作曲家(アルファベット順)&作品別
原書ディスコグラフィーへの解説(抜粋)
年譜

内容説明

家族のルーツ、神童時代、グルダとの出会い、輝かしいデビュー、初めてのレコーディング、キャリアの中断、恋愛・結婚・出産、ショパン・コンクール、子育て、闘病、日本と祖国、そして現在…迫真の伝記に明かされる天才ピアニストの実像。日本語版オリジナル完全ディスコグラフィー付。

目次

ブエノスアイレス―子どもの庭
ラバイエ通り―ヴィルトゥオーソの養成
ウィーン―グルダとの魔法の修行
ボルツァーノからジュネーヴへ―火の試練
ハンブルク―ヨーロッパ・デビュー
ハノーファー―デビュー盤
ベルン―軌道の中断
モンカリエリ―ミケランジェリの静寂
ニューヨーク―ホロヴィッツを探して
ジュネーヴからブリュッセルへ―母親
ワルシャワ―ショパン・コンクール一九六五年
ロンドン―大恋愛
モンテビデオ―「突風」
リオデジャネイロ―恋人たち
ジュネーヴ―四散
ワルシャワその二―ポゴレリッチ事件
モスクワ―ロシアンな友情とファニータの死
ブリュッセル―ピアニストたちの通り
サンタモニカ―ジョン・ウェイン研究所
別府―日本への想い
アルゼンチン―帰国
パリ―子供の情景

著者等紹介

ベラミー,オリヴィエ[ベラミー,オリヴィエ][Bellamy,Olivier]
1961年マルセイユ生まれ。ジャーナリスト。クラシック音楽専門の「ラジオ・クラシック」局で平日レギュラー番組を担当。他に『パリジャン』紙と『クラシカ』誌にも寄稿。テレビのドキュメンタリ番組も多数(フランソワーズ・アルディ、ディー・ディー・ブリッジウォーター、レナータ・スコット)手がけている

藤本優子[フジモトユウコ]
東京生まれ。桐朋女子高等学校音楽科卒業、パリ国立高等音楽院ピアノ科卒業。翻訳家・通訳・ライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bartleby

12
こういう人を天才というのだな。巷ではしてはいけないと言われる弾き方で、稀有な音楽を紡ぎ出す。スイスの国際コンクールで優勝し、世界中で演奏活動を始めた後も、出国カードの職業欄に「音楽家」や「ピアニスト」ではなく、「学生」と書いていたというエピソード好き。また、ショパン国際ピアノコンクールの審査員たちが、アルゲリッチが演奏し終えた後、禁止されてるのに思わず立ち上がって喝采してしまったというエピソードも最高だった。2022/10/27

みみとしま

7
奔放な人だな……というのが読後の印象。別府アルゲリッチ音楽祭に興味が湧き、調べてみたら前日に終わっていてプチショックを受けました。来年忘れずに聞きに行こう。2019/06/18

Tonco

2
構成も良い。翻訳も良い。アルゲリッチの彼女にしか出来ない生き方 痺れます。自分に正直で 飾らない 愛の詰まった人なんだろうな〜! あぁ、別府に行きたい。2016/11/16

慧の本箱

2
マルタアルゲリッチの天才ぶりもさることながら、彼女の母親にとても興味をもって本書を手にした。その観点からするとちょっと物足りなかったかもですが・・2013/10/10

fantasy

1
写真からは分からないがもう70過ぎのお婆ちゃん、今だに第一線で活躍しているなんてすごい。1965年のショパンコンクールに優勝しています、もう既に活躍しているさなかのコンクール出場と優勝なんて再起をかけた決意を感じます。ちなみにこの時中村紘子は4位でした。2015/05/23

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