内容説明
日本にとってメラニーは、ウィーン音楽のメッセンジャー。テキサスの金髪娘ミス・ティーンエイジャー・アメリカが、ヨーロッパの古都ウィーンに乗り込んだ。そして―大切な舞台を目前にしての骨折、ドイツ語の問題、家庭…どんな困難も乗り越えてスターとしての自分を磨いてきた。その孤軍奮闘の半生記。
目次
誕生からビューティ・クィーンへ
テキサスからヨーロッパへの道
ママシッタ
ヨーロッパでのキャリア
日本
職業とオペレッタ
メラニーへの一問一答
著者等紹介
リントナー,アレクシア[リントナー,アレクシア][Lindner,Alexia]
1972年ウィーンに生まれる。ウィーン大学で社会経済学を学び、国際会計学の修士課程卒業後オーストリアの大企業に入社。数年は経理および納税計画のエキスパートとして活躍。その後、趣味のクラシック音楽を職業とすることを決心し、音楽マネージメントの分野で独立、音楽事務所を設立した。メラニー・ホリデイとは長年の友情から、パーソナル・マネージャーとなり現在にいたる
松田暁子[マツダアキコ]
ミュンヘン大学への留学を経て、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業後、ドイツ最大の出版社「アクセル・シュプリンガー社」の東京支局に入社。その後フリーのドイツ語通訳・翻訳家となり、主にドイツ語圏からのクラシック音楽団体、ウィーン・フォルクスオーパー、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フィルなどの来日時に通訳、コーディネーターとして活躍している
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