ダニエル・バレンボイム自伝―音楽に生きる (増補改訂版)

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  • サイズ B6判/ページ数 480p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276217492
  • NDC分類 762.285
  • Cコード C1073

内容説明

父に手ほどきを受けたアルゼンチンでの子供時代、すばらしい音楽家との出会い、そして最初の妻デュ・プレとの闘病生活、宗教に戦争。彼は、音楽は人生にとっての最良の学校にもなりうるし、同時に、人生から逃避するもっとも有効な手段にもなることを知った。初版から10年をへて、最近のめざましい活躍ぶりを加筆。全ジャンルにわたる詳細なディスコグラフィを付けた改訂新版。

目次

アルゼンチン
ヨーロッパ体験
イスラエル
子供から大人へ
イギリス
指揮と室内楽について
一九六七年以降のイスラエル
リートと客演指揮
フランス
オペラ〔ほか〕

著者等紹介

バレンボイム,ダニエル[バレンボイム,ダニエル][Barenboim,Daniel]
1942年ブエノスアイレス生まれのイスラエルのピアニスト、指揮者。ザルツブルクでマルケヴィッチに指揮を学び、W.フルトヴェングラー、E.フィッシャー、N.ブーランジェといった巨匠からも影響を受ける。1957年にピアニストとして正式にデビューし、指揮活動も62年から並行する形で開始。75‐89年にはパリ管弦楽団の音楽監督を務め、91年からシカゴ交響楽団音楽監督、92年からはベルリン国立歌劇場の音楽総監督を兼任する

蓑田洋子[ミノダヨウコ]
翻訳家。大阪外国語大学イタリア語科卒業。同大学院イタリア語科修士課程修了
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感想・レビュー

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NyanNyanShinji

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この本は彼のこれまでの生い立ちを綴るとともに,音楽観・思想についてはバレンボイムとサイードの対談を一冊にまとめた『音楽と社会」(みすず書房)と補完し合うものの様に読めました。ロシア系ユダヤ人としてアルゼンチンで生まれ、母方の祖父母がシオニストだった影響で物心ついた時分に建国間もないイスラエルに移住、その後はピアニストとしてヨーロッパ中を股にかけ、コンサート指揮者・オペラ指揮者の肩書きを書き加える彼の華麗な生涯。それを為すものが彼の才能によるものだが加えて音楽への真摯な情熱,真面目さによるものだと理解した。2023/02/27

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