出版社内容情報
2011年5月、音楽を愛し、将来を嘱望された建築家が脳出血に襲われる。右半身の機能を失った彼は望みを捨てず、左手のみで動かせる木管フルートを特注し、ついに「左手のフルーティスト」として舞台に立つ。
TBS全国ネットでも紹介された「左手のフルーティスト」畠中秀幸の、病に倒れ、それを乗り越えるまでの数々の苦悩や喜びを描く。巻末に左手のピアニスト・舘野泉との特別対談を収録。
内容説明
脳出血で右半身の機能を失った建築家・音楽家は、世界にひとつだけのフルートを得て再起する。「建築のような音楽、音楽のような建築」を構築する不屈のアーティストの魂の軌跡。
目次
1 運命の日
2 フルートの出合い
3 建築と向き合う
4 建築のような音楽、音楽のような建築
5 左手のフルーティストとして
6 目指すべきもの
著者等紹介
畠中秀幸[ハタケナカヒデユキ]
建築家・音楽家。1969年広島県生まれ。9歳よりフルートを始め、中学3年より「個人コンクール北海道大会」で3年連続1位。1994年京都大学工学部建築学科大学院修士課程修了。2003年建築設計・音楽企画事務所「スタジオ・シンフォニカ」設立。2009年札幌市都市景観賞を当時史上最年少で受賞。その他受賞多数。2002年から12年間北海道工業大学非常勤講師。2009年北海道吹奏楽プロジェクトを設立、代表を務める。2011年に脳卒中を患い右半身の機能を失いながらも、建築家・左手のフルーティスト・指揮者として活躍中。2022年障がい者や高齢者と社会を繋ぐ一般社団法人「結び」理事長に就任。2024年3月初ソロCD「音の建築」をリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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