内容説明
作曲の真意にせまる驚きの名曲解説!交響曲、協奏曲、ピアノ曲から隠れた傑作まで。ベートーヴェンを楽しむための最高のガイド。
目次
ベートーヴェンの交響曲を聴く醍醐味
メヌエットか、スケルツォか?
バレエ音楽“プロメテウスの創造物”は生命の源泉
メディアとしての編曲版
ピアノの進化とピアノ・ソナタ、ピアノ協奏曲
ベートーヴェンと五〇人の“ディアベッリ変奏曲”
ゲーテの悲劇『エグモント』のための音楽
もっと演奏してほしい!トリプル・コンチェルト
協奏曲様式の時代を画したヴァイオリン協奏曲
カンタータ“栄光の瞬間”&“音楽芸術賛美”
宮廷楽士ベートーヴェンによる二つの皇帝カンタータ
ゲーテの詩によるカンタータ“静かな海と楽しい航海”
謎に満ちた音楽“合唱幻想曲”とは?
創作の究極ジャンルとしての弦楽四重奏曲
著者等紹介
平野昭[ヒラノアキラ]
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科音楽学専攻修了。西洋音楽史および音楽美学領域。18~19世紀ドイツ語圏の器楽曲の様式変遷、特にハイドン、モーツァルトからベートーヴェン、、シューベルトに至る交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタを中心にソナタ諸形式の時代および個人的特徴を研究。ベートーヴェン研究を生涯課題として交響曲、弦楽四重奏曲、ピアノ・ソナタ創作にみられる共通した表現語法と創作理念を探求し、あわせて音楽史におけるベートーヴェンの位置と意味を考えている。沖縄県立芸術大学、静岡文化芸術大学、慶應義塾大学教授を歴任。音楽評論分野でも月刊誌、日刊紙と放送出演で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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trazom
沖縄電鉄社長