王道楽土の交響楽―満洲―知られざる音楽史

王道楽土の交響楽―満洲―知られざる音楽史

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  • サイズ B6判/ページ数 390p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276211247
  • NDC分類 764.3
  • Cコード C1073

内容説明

満洲の大地に帝政ロシアが築いた植民都市・ハルビン。日本のオーケストラ史は、この地の音楽家の力を借りて幕を開けた。そして「満洲国」の時代、オーケストラは文化国家建設の象徴となり、パトロン・甘粕正彦と関東軍の庇護の下、李香蘭、山田耕筰、朝比奈隆、巌本真理などによって彩られていく―。近代日本音楽史の「空白」を一気に埋める、渾身のドキュメント。

目次

序章 朝比奈隆・50年ぶりのハルビン行
第1章 音楽の都ができるまで
第2章 建国前夜
第3章 「ハルビン交響楽団」誕生す
第4章 「満洲国」の威信にかけて
第5章 国家体制のただ中へ
第6章 建国10周年
第7章 落日の輝き
第8章 オーケストラは国境を越えた

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