内容説明
昭和38年夏、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団首席フルート奏者加藤恕彦は、妻とともにモンブラン登山中に遭難。単身パリのコンセルヴァトワールに留学、卒業後その才能をヨーロッパの楽壇に認められた矢先の死であった。音楽と人生に、真摯な情熱にあふれる遺された多くの書簡は、今もなお人の心を打たずにはおかない。フルートに生きた青春の記録。
目次
1 栄光への序曲(希望に燃えて;最後の学生生活;音楽に賭けた道)
2 悲劇の終曲(第二の人生;異郷での父母との再会)
昭和38年夏、モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団首席フルート奏者加藤恕彦は、妻とともにモンブラン登山中に遭難。単身パリのコンセルヴァトワールに留学、卒業後その才能をヨーロッパの楽壇に認められた矢先の死であった。音楽と人生に、真摯な情熱にあふれる遺された多くの書簡は、今もなお人の心を打たずにはおかない。フルートに生きた青春の記録。
1 栄光への序曲(希望に燃えて;最後の学生生活;音楽に賭けた道)
2 悲劇の終曲(第二の人生;異郷での父母との再会)