- ホーム
- > 和書
- > 趣味・生活
- > 音楽(楽譜)
- > 映画音楽・ミュージカル
内容説明
かつてウィーンのフォルクスオーパーは“夢をつむぐ劇場”だった。ウィンナ・オペレッタは歴史的には終焉した―しかし、オペレッタは死なない。オペレッタを愛してやまない、(財)日本オペレッタ協会会長で演出家の寺崎裕則氏が、オペレッタの興亡とその魅力を、多くの作品解説とともに余す所なく伝える。
目次
ウィーンとワルツ
オペレッタ前史
ウィーンの冬
ジャック・オッフェンバック
ウィーンの春
ウィンナ・オペレッタの“黄金時代”
ヨハン・シュトラウス二世
“黄金時代”の花々
ウィーンの夏
黄昏のウィーン
“黄金時代”から“白銀時代”へ
ウィンナ・オペレッタの“白銀時代”
ウィーンの秋
“白銀時代”の花々
夢をつむぐ劇場
著者等紹介
寺崎裕則[テラサキヒロノリ]
学習院大学経済学部卒業後、文学座演出部に入座。三島由紀夫とともにNLT、浪曼劇場を創設、三島演劇を上演。三島氏の死去により解散。その後、劇作家宇野信夫に師事、1960年より新歌舞伎の演出に携わる。74年文化庁在外研修員としてベルリン・コーミッシェオーパーで演出家ヴァルター・フェルゼンシュタインに師事、氏の死により最後の弟子となる。77年、日本オペレッタ協会を創立、86年、西麻布にオペレッタホールを創設。90年度第18回「ジロー・オペラ“特別賞”」受賞。91年財団法人となり、日本にオペレッタ本来の姿と、歌舞伎のエッセンスを隠し味に加え、オペレッタの創造と普及に当っている。93年オペレッタ普及の功により、ウィーン州並びにウィーン市より、“金の栄誉勲章”を授与される。98年、長年のオペレッタ普及活動とそのすぐれた舞台成果に対し「音楽之友社賞」と「トヨタ音楽賞」を受賞。現在、松竹演劇部嘱託、新国立劇場評議委員。早稲田大学独文科・演劇学科、昭和音楽大学・同大学院、講師を歴任。新歌舞伎、オペラ、オペレッタを演出。オペラ、オペレッタに関する著作や歌舞伎の評論、エッセイ等多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。