ぼくはエクセントリックじゃない―グレン・グールド対話集

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  • サイズ A5判/ページ数 313,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784276203655
  • NDC分類 762.51
  • Cコード C1073

内容説明

「私が絶対にレコーディングしたいと思っていた或る作品について、遠慮がちに異論が持ち出されたんですよ。それが何という作品か、当ててごらんになりますか?それは、『ゴルトベルク変奏曲』だったんですよ!」孤高の天才が音楽、コンサート、レコーディング、自身のことなどを語りつくす。没後まもなく20年、私たちは、彼のことを本当に理解していたのだろうか。

目次

第1部 対話集(日常のグレン・グールド;自宅にて;隠退間近に;デュオ;そこでラジオが音楽になる;夜人間)
第2部 ヴィデオ座談会(世間とのかかわり;演奏と演奏家;音楽、コンサート、レコーディング;作曲家たち)
第3部 付録(グレン・グールドへの質問表一九五二年一月;最後のインタヴュー;たわむれに記憶はすまじ、あるいはトロント・シンフォニー・オーケストラの思い出)

著者等紹介

モンサンジョン,ブリューノ[モンサンジョン,ブリューノ][Monsaingeon,Bruno]
映像作家・ヴァイオリニスト。1943年生まれ。1973年から81年にかけて、グールドの映像作品を何本か制作する。グールドの著作集『Le dernier puritain(最後のピューリタン)』『Contrepoint `a la ligne(線の対位法)』をフランス語で翻訳出版するなど、フランスにおけるグールド紹介の第一人者として知られる

粟津則雄[アワズノリオ]
フランス文学、文芸評論、美術評論。1927年生まれ。1970年、『詩の空間』『詩人たち』により第8回歴程賞を受賞。1982年、『正岡子規』により、第14回亀井勝一郎賞を受賞。1993年、紫綬褒章受章。1998年よりいわき市立草野心平記念文学館館長を務める
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感想・レビュー

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'75s'85s

25
初のグレングールド氏の本を読んだけど面白かったです。結構聞きたい話読めるし。序文もおもしろかったし。僕の勝手なイメージでは、ビートルズの「ストロベリーフィールズフォーエバー」とか「レットイットビー」のピアノのイメージなんですよね〜。あくまでもイメージです。クレジットはされてません。とか、「トルコ行進曲」と左手と右手とクロスさせて弾いてしまえるような。それも勝手な想像です。バッハなんかもまるで歌のハモリみたいに右と左と対等に聞こえますしね〜。20世紀を代表する音楽家として歴史に名前が残るのを期待してます。2020/01/29

おぴよ

2
グールドのピアノが好きなので、借りてみました。 音楽の話は難解で良く分かりませんでした が、変人?エピソードは面白いなと。 例えば、子供の頃から座っている椅子じゃないないとピアノを弾けないので、いつもその小さい椅子を持ち歩いていたとか、 クラシックなのに鼻歌を歌いながらピアノを弾くので、レコードにかすかに歌声が録音されているとか、 ちょっと可愛いなと思いました。笑2018/12/25

かーむ

0
図書館。2014/06/28

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