内容説明
ブラームスのことは友人たちに聞け。14人の著者による熱い800頁。14通りの出会いと別れ、笑いと涙を通して現代によみがえる真のブラームス像。読めば必ず巨匠に会える全三巻ここに完結!クララ・シューマンの娘が、文学者が、ライバルが、作曲の直弟子が、ブラームスを語る圧倒的な迫力の第三巻。史上初の「スイスのブラームス」、「イギリスのブラームス」など、とっておきの全六篇。
目次
シューマン一家とブラームス(オイゲーニエ・シューマン)
スイスのブラームス(ヨーゼフ・ヴィトマン)
ブラームスと付きあう(カール・ゴルトマルク)
イギリスのブラームス(チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード)
思い出すこと(エセル・スマイス)
ヨハネス・ブラームス人間、師匠、芸術家―研鑚と体験記(グスタフ・イェンナー)
著者等紹介
天崎浩二[アマサキコウジ]
1952年鳥取生まれ。有限会社ミュージック・サプライ代表取締役、日本ブラームス協会、エルガー協会(英国)会員
関根裕子[セキネユウコ]
国立音楽大学卒業。筑波大学大学院・文芸言語研究科(ドイツ文学専攻)博士課程満期退学。ウィーン大学留学。ウィーン世紀転換期文学および文化を研究。早稲田大学、明治大学、日本女子大学等にてドイツ語非常勤講師。日本ブラームス協会会員
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