内容説明
「出会い」が織りなす物語。類まれな才能と人間味を持ち合わせたその作曲家の歩みは、すばらしい出会いに溢れていた…。読み手に爽快感と充足感、そして音楽の価値を改めて見つめ直すきっかけを与えてくれることだろう。
目次
序章 音楽人生、ことのはじまり
1章 音楽独り遊び
2章 愉快痛快!高校生活
3章 東大と音楽、どちらをとる?
4章 入ってしまった藝大で…
5章 社会に育ててもらうこと
6章 独り立ち
7章 『白いうた青いうた』
8章 オーケストラの日々
著者等紹介
新実徳英[ニイミトクヒデ]
東京大学工学部卒業。東京藝術大学作曲科卒業。同大学院修了。1977年ジュネーヴ国際バレエ・オペラ音楽作曲コンクールにてグランプリ並びにジュネーヴ市賞を受賞。82年文化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞を受賞。84年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。ISCMに入選。2000年第18回中島健蔵音楽賞受賞。03年別宮賞受賞。04年『風神・雷神』のCDが文化庁芸術祭大賞を受賞。05年万博記念オペラ“白鳥”が世界初演され、この公演に佐川吉男音楽賞が授与される。06年初演された“協奏的交響曲-エランヴィタール”が第55回尾高賞を受賞。管弦楽作品の多くは、国内外の主要なオーケストラで演奏され、それぞれ高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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