大人の教科書 「道徳」の時間

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413037860
  • NDC分類 150
  • Cコード C0012

内容説明

武家・商家の家訓、藩校・寺子屋の教え、儒学者の教訓…古き良き日本人に学ぶ、温故知新の「正しい生き方」。

目次

1時間目 正直に生きなさい(誠実;善悪 ほか)
2時間目 身を慎みなさい(節度;行儀 ほか)
3時間目 自らを磨きなさい(学問;修養 ほか)
4時間目 人を敬いなさい(人間関係;親兄弟 ほか)
5時間目 仕事に精を出しなさい(商売;労働 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月讀命

53
災害の時、日本人は倫理観、道徳心のある行動をとったと東日本大震災の折海外の国々から称賛された。普段はあまり意識する事は無いが、緊急事態になったとき日本人の中に潜んでいる素晴らしい道徳観、倫理観という遺伝子が表に出てきたのであろう。日本人としてどう振る舞う事がベストなのかを明治時代、江戸時代それ以前に生まれた各々の家訓や遺訓、格言、名言などを取り上げて、現代人に戒めとして語ってくれる本である。日本人として、人間としてのあるべき姿を我々に提示してくれる。心に沁みる数多の珠玉の言葉で心があらわれるようである。2012/09/05

dice-kn

6
昔の著名人?の家訓を抜き出し口語訳してまとめたもの。編者が今の時代にも通用する内容を集めた、ということかな。今世間で起こっている問題について、昔の人達の残してくれた言葉を実践すれば起こらずに済んだのになぁと思うことが少なからずありますね。でも昔の人達も実践するのが難しかったから家訓として心に留めるようにしたのかなと。んー、文明は発達しても人としては昔からあまり変わってないのかなぁ・・・2017/02/21

テツ

5
道徳教育、というか道徳観は押し付けられて身に付く物ではなく、押さないうちから周囲の人々の言動を観察しそれを咀嚼し自意識が芽生えるあたりで個人個人の中で形作られる物だと思っていたけれど、こうして大人になりきってからありふれた道徳観を取り入れて自分自身を再教育するというのも大切なことなのかなと読み進めていくうちに考えが改まった。日本人としての倫理観みたいな堅苦しいことに興味はないけれど、自分自身の人生で培ってきた倫理観はときおり新しい風を取り入れて腐らないようにしながら大事にしていきたい。2014/09/08

まっとりあん

2
古今東西...と言っても日本ばかりか。の名言を解説付きで紹介した本。 当たり前のことばかりなんだけど、改めて気付くこともたくさんあった。 座右の銘を探せそうな一冊。 たまに読み返すといいかもしれない。2016/11/23

Char

2
★★★ 道徳といえば、一部の方には「道徳なき経済は・・・」を思いだし、背筋が延びる単語ですが(笑)、改めて「道徳とは何か?」を説明しようと思うと、「人の道」とか「ダメなものはダメ、ということ」とか、余計に抽象的な説明になってしまっていたことに気づいて(笑)本書をチョイス。 古き良き日本人に学ぶべく、歴史上の家訓や遺訓の類いから、人として大切な生き方とは何か、といった観点で数多くのメッセージを抜粋しています。抜粋版となっていることと、1ページ1メッセージという仕立てであることから、まぁ若干薄さは感じるものの2012/06/19

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