ベートーヴェンのトリセツ―指揮者が読み解く天才のスゴさ

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ベートーヴェンのトリセツ―指揮者が読み解く天才のスゴさ

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276200128
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

出版社内容情報

 ベートーヴェンの「スゴさ」がわかる究極の取扱説明書。世界を舞台に第一線で活躍している指揮者・曽我大介が、ベートーヴェンの傑作の力の秘密を読み解く一冊。

 ベートーヴェンの名曲解説や伝記物は世に多いが、本書はベートーヴェンの代名詞ともいえる9曲の「交響曲」を中心に、ベートーヴェンの革新的な創作術の「スゴさ」を、指揮者ならではの演奏現場からの実践と豊富な知識、作品への斬新な視点と切り口によってわかりやすく解説しており、その意味で唯一無二のベートーヴェン本となっている。

 ベートーヴェンを読み解くうえでの鍵となる「指揮者のこだわり」や「コラム」、「トリビア」なども多数掲載。また、本書協力者で脳生理学者の酒井邦嘉による、科学的観点からベートーヴェンをとらえたコラムも一読の価値がある。

 ベートーヴェンの交響曲ファン、アマチュアからプロフェッショナルまでのオーケストラ奏者必携の書といってよいだろう。

内容説明

指揮者・曽我大介が、巨匠の傑作の力の秘密を読み解く。ベートーヴェンの革新的な創作術、その「スゴさ」を、実践と豊富な知識、作品への斬新な視点と切り口によって、わかりやすく解説。本書協力者で脳生理学者の酒井邦嘉による、科学的観点からベートーヴェンをとらえたコラムも一読の価値あり。

目次

第1部 天才の想像力を育んだもの(天才を育んだ街・ボン;独立音楽家として人生を切り開く;先輩からバトンを受け取り、未来を切り開く ほか)
第2部 天才の作曲法の秘密(ベートーヴェンの作曲工程;ベートーヴェンの作曲技法1―基本編;ベートーヴェンの作曲技法2―応用編)
第3部 ベートーヴェンの交響曲―9つのイノヴェーション(+序曲)(交響曲第1番―立志の一曲;交響曲第2番―疾走するエネルギー、疾病の影;交響曲第3番“英雄交響曲”―交響曲の価値観を変えた一曲~英雄様式の音楽的定義 ほか)
第4部 エピローグ ベートーヴェンの魂を追いかけた人、ベートーヴェンの亡霊に追いかけられた人

著者等紹介

曽我大介[ソガダイスケ]
指揮者・作曲家。桐朋学園大学、ウィーン音楽大学等でB.ハイティンク、G.シノーポリ、I.ムーシン、U.ラーヨビッチ、小澤征爾、田中雅彦、I.ケプテア、森正の諸氏に学び、1989年ルーマニア国立音楽院在学中にルーマニアでデビュー。1993年ブザンソン、1998年コンドラシンの二大指揮者コンクールで第1位。以降日本はもとより、ヨーロッパ、南米を中心に世界各地のオーケストラに客演を重ね、2015年6月にはベルリン・フィルハーモニーホールにおけるベルリン響「ベートーヴェン“第九”公演」を指揮するなど活躍を続けている。ルーマニアとは特に関係が深く、各地のオーケストラや劇場に定期的に客演。2021~22年にはルーマニア=日本外交樹立100周年記念コンサートがルーマニアの3つの都市で予定されている。ルーマニア国立放送響首席客演指揮者、大阪シンフォニカー響(現・大阪交響楽団)音楽監督、ブラジル・ロンドリーナ音楽祭首席指揮者、東京ニューシティ管弦楽団首席指揮者などを歴任。音楽祭や講習会の講師、コンクール審査員、作曲家としても活躍中。ルーマニア・ブラショフ市とブラジル・ロンドリーナ市名誉市民。令和3年度外務大臣表彰

酒井邦嘉[サカイクニヨシ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。1992年東京大学医学部助手、1995年ハーバード大学リサーチフェロー、1996年マサチューセッツ工科大学客員研究員、1997年東京大学大学院総合文化研究科助教授・准教授を経て、2012年より現職。同理学系研究科物理学専攻教授を兼任。2002年第56回毎日出版文化賞、2005年第19回塚原仲晃記念賞を受賞。専門は言語脳科学で、人間に固有の脳機能をイメージング法などで研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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旅するランナー

228
ベートーヴェンのスゴさを目一杯書き記した一冊。「私の曲を聴いてみたまえ。こんなにいろんなことができるんだぞ」ってベートーヴェンのドヤ顔が見えるようです。ベートーヴェンの得意技①拍子を崩す・リズムの重心をずらす、②半音転調、③執拗な繰り返し(オスティナート)など専門的解説があったり、9つの交響曲の聴きどころもしっかり説明され、今後の鑑賞に大いに役立ちそうです。2022/02/26

trazom

94
作品のエピソード紹介やCD評で誤魔化した音楽本が多い中で、正に、音楽(楽譜)で音楽を語るという直球の一冊。全ての交響曲(全楽章)について、200を超える譜例を用いて、ベートーヴェンの作曲技法の秘密が詳細に記述されている。「そうか!」と納得することばかりで、改めて、指揮者の楽曲理解の凄さを認識した。所属しているアマ・オケで、今、第1番と第6番の交響曲を練習中だが、漫然と弾いていて全く気付かなかった指摘の数々に、目から鱗が何枚落ちたかしれない。「こういう音楽本を読みたかったんだ!」と言える一冊。絶対お薦め!2022/05/11

choku_tn

2
指揮者の曽我大介は独自性のあるプログラミングのコンサートで知られる一方、執筆活動も熱心。本書は朝日カルチャーセンターの講座がもとで9つの交響曲を中心にベートーヴェンの生涯や創作の秘密に迫った内容。スコアに隠された工夫から聴き手の音楽認知のポイントまで踏み込んだ解題はきめ細かく、ベートーヴェンを窓口にしてクラシック音楽の本質の一端が浮かび上がる。脳科学者の酒井邦嘉のコラムも興味深い。クラシックファン、ベートーヴェンファンはもちろんだが、アマチュアオーケストラなどで演奏機会のある方には特におすすめの1冊。2022/02/10

Go Extreme

2
ベートーヴェンのスゴさ/ベートーヴェンの創作モットー 天才の想像力を育んだもの: 天才を育んだ街・ボン 独立音楽家として人生を切り開く 天才の作曲法の秘密 ベートーヴェンの交響曲~9つのイノヴェーション: 1番立志の一曲 2番疾走するエネルギー、疾病の影 3番交響曲の価値観を変えた一曲 4番「割り込み」で作られた一曲 5番 作曲法の革命 6番 「田園」を描くのに使った手法とは? 7番 運動エネルギーを表に掲げた力強い交響曲 8番 山椒は小粒でもぴりりと辛い 9番 特別な意味を持って歴史に刻まれてきた一曲2022/01/24

takao

1
ふむ2025/03/12

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