出版社内容情報
乗り換えようと降りた駅がもし、巨大な迷宮だったら…!?
ストーリーにちりばめられた「しりとり」にもご注目!交通新聞社がおくる、電車のおはなし絵本の第10弾。今回のテーマは「駅」です。ほのぼのと可愛い絵と、独特の世界観が子どもたちを引きつけてやまない人気作家・田中六大氏が、駅で不思議な世界に迷い込む主人公を描きます。さらに、お話と並行して「のりかえ→えき→きゅうけいじょ…」と、しりとりが展開!いろいろな角度から繰り返し楽しめる絵本です。
田中六大[タナカロクダイ]
著・文・その他
内容説明
のりかえでおりたえきは、みるものきくものであうひと、どこかがちょっとへんてこりん。めざすホームはいったいどこだ?ちょっとヘン!?でもなんだかおもしろい!!田中六大の異次元ワールドで遊ぼう!
著者等紹介
田中六大[タナカロクダイ]
1980年、東京生まれ。多摩美術大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
117
乗り換えで降りた駅は迷っちゃうほど大きくて、どこか変な駅だった。ハムスターに道を尋ねたり、かっぱの団体旅行に会ったり、ジャングルに迷いこんだり。ほんとに駅なの?ってくらいしっちゃかめっちゃか。やっとたどり着いたホームはまさかの場所。ここまで奇想天外だと清々しいな。面白かったです。2020/12/03
ぶち
97
読友さんのレビューに魅かれて手に取りました。あの予想の斜め上をいく展開の『うどん対ラーメン』の田中六太さんの作ではありませんか! 本を開く前からワクワクです。大きなターミナル駅で誰もが一度は経験がありそうな迷子になりそうな予感。そんな迷子感覚が不思議でハッチャカメッチャカな世界観で絵本になっていました。えぇ~、こんなものが駅にあるの!? 驚きと笑いの連続です。もう何が出てきても驚きませんよ。ところどころに一言の説明文が載っているのですが、これがしりとり遊びになっているのも楽しかったです。2021/06/09
そら
28
可笑しかった。そこまで想像する〰?(笑)読み聞かせ候補に。2019/12/21
spatz
14
乗り物絵本をたくさん読ませてもらっている交通新聞社さん、そしていつも愉快な田中六大さんのコンビ、いろんな仕掛けが噛み合っていて、独自の世界を作り出していました! よく読むと内容紹介に書いてあるのですが、個人的には説明抜きで読んだ方がいい!ん?なんだこれ?っていう絵と言葉の世界に入り込んで感じながら読んだ方が絶対面白い。最初のページから何々?と気になって、途中で仕掛けがわかり、大人の私も、わあーーってなりました。言葉と絵の素敵な融合。 #NetGalleyJP 2023/01/22
雨巫女。@新潮部
12
《本屋》あまりにも、不思議な駅過ぎて、この駅を利用するのも、大変そうだが、実際見てみたい気もする。(笑)2019/03/05