出版社内容情報
多くの優秀な生徒を育ててきた著者が、定番の練習曲『チェルニー 30番』について、これまでの経験をもとに指導や演奏に役立つ内容をまとめた。
本書は2つの軸が中心になっている。まず、「アナリーゼの視点」。全30曲について、ポイントをしぼったアナリーゼによって、全体から細部まで読み解く。各曲に設定されているテクニックを理解し、音楽的に表現するためのヒントが満載。それぞれのアナリーゼと結びついた具体的な演奏法も掲載しているので、分析と演奏の両面から『チェルニー 30番』を多角的に捉えることができる。
2つめの軸は「音楽の共有」。先生と生徒で連弾をしながらの指導に最適な『原曲がそのままひける チェルニー 30番 連弾伴奏集』(佐々木邦雄 伴奏作曲)の演奏ポイントや作曲の工夫などを掲載。レッスンで役立つこと間違いなし。
コンパクトで持ち運びやすく、どこからでも読める便利な1冊。
内容説明
基礎テクニックの集大成『チェルニー30番』から音楽をすばらしく奏でる「技」を引き出そう!ワンポイント・アドバイス(シンプルな音楽的内容からテクニックを生かす着眼点を養う)×メイン・テクニック(テクニックの練習方法を曲ごとに理解し効率的に磨き上げる)。あらゆる曲に応用できる。
目次
第1番 ハ長調―4分の4拍子
第2番 ハ長調―4分の4拍子
第3番 ハ長調―4分の4拍子
第4番 ハ長調―4分の4拍子
第5番 ハ長調―4分の2拍子
第6番 ハ長調―4分の4拍子
第7番 ハ長調―4分の4拍子
第8番 ハ長調―4分の2拍子
第9番 ヘ長調―4分の2拍子
第10章 ヘ長調―4分の4拍子〔ほか〕
著者等紹介
佐々木邦雄[ササキクニオ]
東京藝術大学作曲科卒。ピアノは小学生、トランペットを中学生で始め、中高時代、合唱やマーチングの活動を通して幅広く基礎経験を積む。高3から作曲を長谷川良夫・北村昭の各氏に師事。ピアノは石塚静・植木純・谷口明子・山崎冬樹、トランペットは小泉克之・山本武雄の各氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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