出版社内容情報
著者長年の教授経験から編み出した、独創的なピアノ奏法&教育法が「イメージ奏法」。解説書は、シンプルで直感的な記述が特長。
中部地区を中心に演奏や教育、音楽祭や研究会の主宰など多方面で活躍する著者が、長年の教授経験から編み出した、独創的なピアノ奏法&教育法が「イメージ奏法」。「解説書」は、同時発売の「ワークブック」とともに、セミナー展開を念頭においた、シンプルで直感的な記述が特長。「イメージ奏法」では、譜読みから始めて(初級者の場合はレスナーが手助けする)、曲の大まかなイメージを「イメージ語」でつかみ、物語をつくり、それを表現する具体的奏法を工夫し、それを「表現曲線」に表わし、さらに楽譜に色を塗ることによって、イメージに沿った奏法を直感的に把握しながら、曲を弾き進める。解説書ではワークブックを構成する『ブルクミュラー 25の練習曲』からの例と、学習の進展に応じてソナチネや愛の夢、幻想即興曲の例も挙げながら、「イメージ奏法」のエッセンスを綴る。
はじめに
「イメージ奏法」とは?(レッスンでの効果)
*実践 選曲の時期(練習計画を立てる)
譜読みの時期(曲の分析)
イメージ確定の時期?@(イメージ語を書き込む)
イメージ確定の時期?A(物語をつくる)
奏法確定の時期?@(具体的奏法を見つける)
奏法確定の時期?A(表現曲線を書き込む)
奏法確定の時期?B(色をぬる)
*資料 色から受けるイメージ一覧
*色の組み合わせによるイメージの代表例
*イメージ語表
イメージ奏法の実践例――ソナチネ、愛の夢、幻想即興曲
イメージ奏法から生まれた物語例&イラスト例
【著者紹介】
東京芸術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学院修了。名古屋市芸術祭賞、愛知教育文化芸術賞、クラスノダール国際音楽祭芸術賞などを受賞。ソロ・リサイタルや室内楽奏者として活躍。現在、愛知教育大学教授、名古屋音楽大学非常勤講師。ショパン国際ピアノコンクールAsia常任委員。
目次
イメージ奏法について(「イメージ奏法」とは?;「イメージ奏法」の特徴)
イメージ奏法の実践(練習計画を立てよう;新しい曲への愛を深めよう(作曲家や作品の分析) ほか)
イメージ奏法の資料(色から受ける代表的なイメージ一覧;色の組み合せによるイメージの代表例 ほか)
イメージ奏法の実践例(「演奏設計図」の実践例;「イメージ奏法」から生まれた物語例)
著者等紹介
武本京子[タケモトキョウコ]
東京藝術大学音楽学部ピアノ科卒業、同大学院修了。名古屋市芸術祭賞、愛知教育文化芸術賞、クラスノダール国際音楽祭芸術賞、名古屋市芸術奨励賞、愛知県芸術文化選奨文化賞、名古屋ペンクラブクリティック賞受賞。音楽の内面を色彩と物語でイメージして泰法を導く独自のピアノ教育法のメソッド「イメージ奏法」を確立し、その実践として、ソロアルバム、室内楽、協奏曲など国内外のアーティストと11枚のCDをリリース。古典から現代音楽の初演まで幅広いレパートリーで演奏活動を行い、好評を得ている。現在、愛知教育大学教授。名古屋音楽大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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