内容説明
音響学と調律の視点から、ピアノのしくみを解説。多くの成分から成るピアノの音の特徴を説明し、豊富なCGがピアノの構造を明らかにする。
目次
第1章 ピアノの音(音の高さ;2つの音の高さと振動数 ほか)
第2章 ピアノのしくみ(ピアノの内部のしくみ;ピアノアクションの動き ほか)
第3章 音の高さを聴き取ろう―響きとうなり(ピアノ調律の流れ;うなりと音の高さ ほか)
第4章 ピアノの音の成分を知ろう―タッチと音色(ピアノの音が出るまで;ピアノアクションとタッチ ほか)
第5章 ピアノ調律に挑戦?―調律師の目線にたってみよう(調律トレーニング編;調律実践編)
著者等紹介
西口磯春[ニシグチイソハル]
1977年東京大学工学部卒。1982年同大学院工学系研究科修了。工学博士。現職、神奈川工科大学教授。楽器音響学、構造工学、計算力学等の研究に従事
森太郎[モリタロウ]
1986年国立音楽大学別科調律専修修了。1986年~1988年ドイツ民主共和国にて職業訓練。ピアノ製造専門技術者の資格を得る。1993年電気通信大学電気通信学部卒。1995年同大学院電気通信学研究科修了。1996年~2000年ドイツ連邦共和国連邦理工学研究所研究員。2000年工学博士(Dr.‐Ing.)。2003年徳島大学助教授。2005年~国立音楽大学助教授。楽器音響学、音楽情報処理等の研究に従事
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