内容説明
ひとつの音の美しさと正しさに目覚める。クロイツァー、ギーゼキング、テーンベルク…名ピアニストたちの伝統を受け継ぐ著者が次世代に伝える演奏法。
目次
第1章 美しい音のために(ひとつの美しい音;レガートとスタッカート;さまざまな奏法)
第2章 正しく演奏するために(本質的な事柄について;ピアノを学ぶということ)
第3章 ピアノ演奏の伝統について(私の師事した先生たち)
著者等紹介
中山靖子[ナカヤマヤスコ]
1941年、東京音楽学校(現東京藝術大学)本科ピアノ科卒業、1943年同校研究科卒業。卒業後東京音楽学校音楽学園講師、NHK芸能嘱託、NHK金沢放送局芸能嘱託、東京音楽学校ピアノ科教務嘱託などを経て、1948年東京藝術大学常勤講師、1952年文部省在外研究員として、西独国立ミュンヘン音楽大学へ留学。1954年から1956年まで西独国立ザールブリュッケン音楽大学マスタークラスに在学。1957年東京藝術大学復職、その後1972年同校助教授、1979年同教授、1988年には同名誉教授となる。その他桐朋学園短期大学、浜松信愛学園高等学校、洗足学園大学音楽学部、尚美学園コンセルヴァトアール尚美などでも教鞭を執る。長年夫と演奏活動を行うとともに、長年にわたり大学での教鞭等を通じてピアノ指導及び音楽教育に力を注ぎ、国内外で活躍する数多くの優れたピアニストを育成した。また、社団法人全日本ピアノ指導者協会副会長として、ピアノ教育にかかわる数々の事業、また日本モーツァルト音楽コンクールなど他の音楽分野とも提携する事業を企画・推進した。2004年平成16年度文部科学省社会教育者功労者表彰、2005年瑞宝章綬章。現在東京藝術大学名誉教授、社団法人全日本ピアノ指導者協会副会長、財団法人二期会顧問、クロイツァー記念会第五代会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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